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体に栄養は不可欠
外から食べる栄養もあるし
食べない!という栄養もある
最近、「お腹が空いているのは良いこと」と耳にする機会が増えてきましたね。
では、空腹になると体の中で何が起きているのでしょうか?
空腹時に注目されるのが「オートファジー」という体内のリサイクル機能です。
オートファジーとは、細胞の中で古くなったタンパク質や劣化したミトコンドリアなどを分解し、
新しい材料として再利用する仕組みのこと。
いわば、細胞内の「掃除機能」なのです。
オートファジーがしっかり働くと、細胞内がスッキリし、元気に機能するようになります。
これによって細胞の老化を遅らせ、病気のリスクを下げる効果も期待できるのです。
このオートファジーが活発になるのは、空腹時。
だからこそ、「夜は早めに食事を済ませて寝るのが良い」と言われています。
反対に、寝る直前の食事は体に負担をかけます。
例えば、夜中にラーメンやアイスクリームを食べると、消化にエネルギーを使い、オートファジーが働きにくくなります😱。
「朝起きたときに肩が張っている」
「疲れが取れない」
「歯を強く噛みしめている」
「夜中に何度も目が覚める」
といった症状がある方は、食べ方を見直してみましょう。
夜間の体修復に必要なエネルギーは、日中の食事でしっかり補給し、肝臓に蓄えておくことが大切です。
夜間のエネルギー不足は、睡眠の質を低下させるだけでなく、体の修復機能を妨げてしまいます。
若い頃はオートファジーが活発に働きますが、
年齢を重ねると細胞のリサイクル機能が徐々に低下していきます。
体に良いものを食べるだけでは不十分で、
不要なものをしっかり「掃除」し、新しい細胞を作り出すことが大切です。
体も心も同じで、古くなったものは手放して、新しいものに生まれ変わることが必要です。
そのために役立つのが「断食(ファスティング)」。
空腹時間が長く続くことで、オートファジーがより活発に働き、体も脳も心もクリアになっていきます。
ファスティングを行うと、新陳代謝が促進され、細胞が若返り、柔軟性を取り戻します。また、古い習慣や思考を手放すきっかけにもなります。
ファスティング後は細胞機能が改善されるため、日常的なオートファジーの働きも向上し、より健康的な体を維持することができます。