インフルエンザ予防にクローブ

 

インフルエンザが猛威を奮っているようです。

昔からあるウィルス性感染症の予防を一つ紹介したいと思います。

 

クローブは丁子(ちょうじ)と呼ばれる釘のような形をしたスパイスですが、抗菌作用に優れています。

 

 

 

ヨーロッパでペストの感染予防や治療に使われ、強い抗菌作用、抗炎症、免疫の強化、痛みの緩和などの効果を持ちます。

漢方でも体を温める効果や健胃剤としても使われています。

 

 

 

スーパーのスパイスコーナーで、クローブ(粉ではなくホールで)が手に入ります。

 

①マスクに!

ホール1個を、そのままマスクの内側にキープするのは古くからのやり方です。(工夫してやってみてください)

 

②クローブ水!

クローブ水を作ってチビチビと1日通して飲む。

クホールローブを3個ほど水に入れて作ります。(できれば一晩は置いておきたいところです。抽出時間が長いほど効果は高くなりますが、待っている間使えないことを考えたら、私なら効果が薄くてもすぐに使い始めちゃいます)

 

クローブ水は、ゴクゴク飲むのではなく、喉を湿らすように、喉についているウィスルを洗い流し胃に流し込むように飲みます。

ウィルスは胃では酸が強く生き残れませんので、そこまで落としましょう!

 

 

左の写真は、クローブのチンキ(アルコールでエキスを抽出したもの)です。

私はこれを使っているのですが、200ml水に2~3滴垂らして、クローブ水を作っています。

 

エッセンシャルオイルのクローブ精油は、水60mlにクローブ精油を1滴垂らし、うがい薬として使えます。

部屋にデュフーズしたり、肌に直接当たらないようにマスクにつけたりすることで、抗ウィルス効果を期待できます。

 

 


 

ウィルスは鼻の奥から喉にの粘膜から体内に侵入してきます。

粘膜の上には本来粘液が厚く潤っていて、ウィルスを包み込み侵入を防いでくれるIgA抗体があるはずでなんです。

 

でも、材料がないと作れないですよね。

粘液の材料として十分な水分、納豆や長い芋、里芋、わかめなど粘りのある食材、そしてIgA抗体はじめ、外敵と戦ってくれる白血球、免疫細胞はタンパク質が材料でできています。毎食、肉や魚、豆類など意識してタンパク質を食べるようにしましょう。

 

食べ過ぎず、体の負担になるような揚げ物などは避けましょう。

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