日本では2人に1人はがんになる時代
私たちの体の中では
毎日5000個程度のがん細胞が生まれていると言われて
がん細胞は
正常細胞のエラーというか
あたかも古代の細胞に戻ったような細胞
体には
がん細胞ができるシステムもあるけれど
出来たがん細胞を消すシステムだって備わっている
細胞が正常に機能していれば
がん細胞が生まれて消えるサイクルが自然の流れ
でもがん細胞が消えず
肥大化して大きく成長し、がん化すると病気になる
1つのがん細胞がだんだんと増殖して
1mmほどの大きさになると
血管を作りそこから栄養を取り込むようになる
さらに成長し
1cm前後の大きさになり
このサイズ頃からがんという病気で発見されるようになる
この1cmぐらいになるまで10年から15年かかると言われる
50歳を過ぎると1mm以上(発見できないレベル)のものはみんな持っているだろうとも言われている
がんがあるからって
全て成長してがん化するとは限らない
がんの成長が止まる人も
縮小する人もいる
がんは生活習慣病だと言われているのは
個人の生活習慣によって成長が左右されるからです
ではこのがん細胞は
どうやって生まれるのか
<細胞が過酷な環境に置かれると正常細胞ががん細胞化する>
細胞が過酷な環境ってなに?
正常細胞では生きていけない厳しい状態
それだけのストレスが細胞にかかっているってこと
慢性的長期的に細胞にかかる厳しいストレス
肉体的ストレス
精神的なストレス
原因は一つではなく複合的だけれど
やっぱり【食】は大きい
食べたもので私たちの体はできているから
食べたものが材料となって細胞に運ばれ
それが化学反応を連続的に起こしながら細胞は働いている
必要な栄養が長い間不足しているとか
細胞の働きを邪魔するような有害物質が常にあるとか
そんな状態が長く続くと細胞にとっては過酷な環境になる
でも
いくら体にとっていいものを食べたって
ちゃんと回復や修復のための睡眠をとってなければ
がん細胞は消えない
がん細胞を消す免疫細胞が活躍するのは睡眠中
自律神経の副交感神経という回復を後押しする神経が優位になって寝ている時だ
夜勤がある人や
睡眠時間が短い人は要注意
がん細胞、消す時間が必要だから
7時間半ぐらいは確保できるようにしたい
同じく重要なのは【思考・感情】
人は自分の価値観を通して物事を判断し生きている
その判断は、ホルモンや神経伝達物質といった内分泌の分泌や自律神経の働きに関わってくる
自律神経は呼吸や血圧など
体の基本的な働きをコントロールしている神経
活動を後押ししてくれる交感神経と
回復を後押ししてくれる副交感神経が
バランスよく働いてくれることが大切
現代社会はストレス過多でどうしても交感神経高めになる
不安、緊張、恐れ、 恥ずかしさ、怒り、焦り
よい人でいる、感情を抑える、周りに合わせる
無理をする、我慢をする
など
これらは抗ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールを多く分泌させ
アドレナリンやノルアドレナリンも刺激する
要は頑張らないと!乗り切らないと!というモードになり交感神経を刺激する
このような状態が意識的であろうと無意識的であろうと
慢性的に抱えていれば当然交感神経が高い状態が続く
体の修復や回復は副交感神経が優位の時に起こることを考えると
交感神経が高止まりしていては厳しい
実際がん細胞の成長や転移と交感神経優位が関係しているという研究結果もある
自分の神経が昂っていないか、
それに気づいたら意識して自分をゆるめたりリラックスさせることは大切
この「ガンを遠ざける栄養講座」の録画を行い
終わってから電話を見たら
見覚えのある電話番号から4回の着信履歴
何ごと?って思って折り返しの電話をかけた
叔父だった
叔母が肝臓がんで亡くなったと
がん発見からあっという間の出来事だったと
叔母の葬式も全て済んだ後の報告の知らせだった
「がんの講座」の時間に合わせたかのように何度もかけられた電話
このタイミング
叔母さんがかけさせたのだと思う
小さな頃にお世話になった叔母さんだ
叔母さんの後押しを感じる
えみ!それでいい
見てるよ
応援しているよって
本当にありがたい
生きて体を使える今に感謝
「自分を大切に生きる」の探求を続けたい