男性にも女性ホルモンが分泌されていますし、女性にも男性ホルモンは分泌されています。
それぞれの性ホルモンの分泌量は、人それぞれによって違います。
性ホルモンの影響は体全ての部分に現れ、見た目の体つき、内面にも関係します。
男性ホルモンは、タンパク質を筋肉や内臓に変えるのを助けるので、男性は特別に運動をしていなくても、女性より筋肉があります。
そして、男性らしい筋肉質な体のラインを作り出します。
女性ホルモンは、胸やお尻など丸みを帯びた体のラインを作り出します。男性と女性の体のラインが違うのは、性ホルモンが体全体に細部まで影響するからです。
体毛の発育も促すので、体毛が濃い人ほど男性ホルモンが多めということになりますから、毛深い人をより男性的に感じるのも当然なわけです。
皮脂の分泌を促すので、男性っぽい匂いと言われるものもここからきています。
分泌物も、もとはといえば食べたものが材料です。皮脂には質の悪い油脂(トランス脂肪酸や一般的な植物性油脂)の影響があるので、匂いが気になる方は特に油脂の質に注意が必要です。
性欲を高めるのも男性ホルモンです。
女性よりも男性の方が性欲が強いのは、ホルモンの働きが大きいということです。
また、闘争心をかき立てる働きがあるので、男性が勝ち負けにこだわる人が多いのもベースはホルモンです。もちろん人によって、状況によって違うと思いますが、種族を守るのが男性性の役割ですから、いつでも戦えるようにホルモンが備えさせているということです。
仕事社会は男性社会ですその中で、バリバリと仕事をする、決断をしていく、チャンスを見極めて進んでいくような仕事につかれている方、会社を経営されている女性も男性ホルモンが多めと言われています。
この男性ホルモンは、少なからず女性にも分泌されています。筋肉をつけたり運動をすると分泌量が増えます。
毎回話題になる、オリンピック選手村での選手同士の性的な関係も、性ホルモンから考えると自然です。
選手の男性も女性も常に運動をし筋肉を蓄え、男性ホルモンを強化していますし、さらに、オリンピック会場という特別な場所で高揚状態にあるわけですから、興奮物質のドーパミンも出ているでしょうが、このドーパミンとも性衝動は関係が深いので、当然とも言えそうです。
女性の皆さんが自分に置き換えて考えると、自分が決断力がないとか、判断して進む勇気がない、もっと行動力が欲しいと願っているのなら、悩まずに、とりあえず運動をする!スポーツをする!筋肉をつける!というのは、賢い選択だと思いませんか。
ホルモンは、体全体気持や脳の使い方といった全体のムードを作り出します。自分のムードが違えば、起こる出来事への反応も判断も変わってくるからです。
いくら運動をしても筋肉をつけても、男性的な骨格にはなりませんので、安心して体を動かす鍛えるのでができます。
女性は40歳を過ぎるとどんどん筋肉が減っていきます。体重が変わらない方は、脂肪が増えていると思ってくださいね。特に悪玉と呼ばれる内臓脂肪が増えていきますよ。
運動することによって体を維持し、さらにしっかり筋肉をつけていくことで、自分自身を若く感じるだけでなく、決断力も判断力も維持していくことになります。いつくになっても行動力のある女性!素敵じゃないですか。
ここで面白いののは、自分の行動とホルモンの関係を知っておけば、自分の内側に起こる変化に気づきやすくなります。
自分が運動することで、どう自分の気分やベースのモードが変わるのか、ぜひ観察してみてくださいね。
女性は、閉経後7年ほどで女性ホルモンがほぼゼロになると言われています。
しかし、男性ホルモンは残ります。
いつまでも若々しく行動的にいるためにも、男性ホルモンの力を借りて人生後半を楽しんでいきましょう!
40歳を過ぎると急激に女性ホルモンの量が減り始め、45歳ごろになるとそのバランスの悪さに、不調を感じる人が多くなります。
早い人は35歳ぐらいから女性ホルモンバランスが崩れプチ更年期になる人もいますよ。
閉経を挟んで前後5年つづ、約10年間を更年期と呼びます。
体にとっては実に大きな変化が起こります。
更年期が気にならないという方もいますが、自覚できない場所で起こっていることを知っている、自分の体を見守るというのは、更年期においてとても大切です。
更年期を挟んで女性は病気が一気に増えていきます。ホルモンが切り替わる更年期という時期だからこそ、体との付き合い方を再確認し、この先も元気でさまざまなことを楽しむために学ぶ価値があります。
予防医学分野では、老化と加齢はイコールではないと言われています。
今の自分よりより元気な5年後、10年後を創り出しましょう!
全然可能ですよ😄
40代〜60歳ぐらいまでの女性を対象の講座を行います。
「スタジオで行う座学とワークとランチの1日講座」と「オンラインで行う座学のみ2時間講座」があります。
更年期は、体の変化だけでなく、自分の人生のあり方を整えるという時期でもあります。
実際にこの年代の多くの女性が、自己啓発や心理学を学ぶセミナーに参加し、自分のあり方や他の人との関係性を見直してより自分らしい生き方を探されています。
オンラインは座学で女性ホルモンの仕組みとケアの仕方について学びます。
スタジオでは1日かけて、座学だけでなく自分を振り返るワークや自分の奥底に大切にしてきたものを見つけるワークなどを通して、自分の中に隠れている導く光に触れていきます。