栄養素としての水

 

今日はまた水について

 

 水の特徴の一つとして、さまざまなもの溶かし内包して運ぶということがあります。

 

生き物と言われる全ての地球上の命は、水がなければ栄養も運べません。


不必要になったものを細胞や体の外に出すこともできません。

 

植物は、大地の栄養やミネラルを根から吸い上げ水が運びます。


その水分に含まれている栄養を食べて自分の栄養に変えていきます。

 

食べた栄養を小さく分解する消化液も、吸収する細胞も、不要になったものを出すことも、排泄も。

その時々で、水が内包し、運び、受け渡し、また内包して、運んで、受け渡して、、、、。

 

水が媒体者として命を次の命に運んでいます。

 

 

これほど大切な水ですが 、日本では必要な栄養素として1日の摂取量が決められていません 。

 

欧州では水を必要な栄養素として1日の摂取目標を出しています。

 

アメリカでは 女性は2.7L 男性は3.7L

 

ヨーロッパでは 女性は2L 男性は2.5L

 

さて みなさんはどうでしょうか?

 

 

欧米では水と健康の関係について研究が多くされています。

 

 

 

アジアで健康な人を対象とした「習慣的水分摂取による健康増進効果」の研究です。

 

 

起床後と就寝前2時間以内の習慣的な水分摂取には

 

血圧を下げる

体温上昇もしくは体温低下を抑える

腎機能低下を抑える

血中老廃物を薄める

 

の効果があることが認めらるとのこと。

 

睡眠前に水分をとる、朝起きたらすぐに水分を飲むということが健康維持にいかに大切か。

ちなみにこの実験では、どちらのタイミングでも500mlの水を取ったそうです。

 

 

脳梗塞など血管系の症状が起こるのは午前中が多いそうです。

 

睡眠時間中には水分を摂取できないだけでなく、肌表面から水分が蒸発していきます。

 

夜寝ている間に、私たちはさまざまな代謝を水の力を借りて行っています。

心も体も回復は夜の睡眠中に行われます。

 

 

クリアな自分でいるために水の力を借りて

みずみずしく美しくありたいものですよね!

 

 

使い終わって不要になったものは

 

滞らせない

溜めない

抱え込まない

 

いろいろなものを水に流せちゃう軽い自分でいたいですね

 

 

 

1日を通して水を飲んでいきましょう!

 

 

二つの自分の健康を学ぶ基礎講座