青魚は1年中で回っていますが、旬は夏です。
青魚の独特の香りが苦手な人におすすめのレシピです。
アジやイワシをたくさん食べて、オメガ3系の脂のEPAやDHAを魚たちからいただきましょう。
体には37兆個ほどの細胞があると言われています。
全ての細胞の膜は油脂で作られています。
オメガ3の油脂は、サラサラと柔らかく細胞膜に多含まれると、細胞がしなやかになります。
隣り合った細胞ともしなやかさを保ち協調性よくいられまし、血液から流れてくる必要な栄養素をキャッチして入れたり出す機能も良くなります。
さらに、体の中に起きる炎症を抑える働きをします。
首から下はEPA、首から上はDHAという形になって使われます。
青魚は、自分達の体に必要なEPAとDHAを持っています。
ですから、彼らが持っている油脂の力をいただき、私たちは自分の油脂として使わせてもらうのです。
ありがたいですね。
加熱するより、生の方が効率よく脂を取れるので、今回はイタリア的にアジをお刺身で食べるレシピを紹介します。
材料
アジ
紫玉ねぎ
ケイパー
ニンニク
レモン汁 または ビネガー
イタリアンパセリ(バジルでも)
EXVオリーブオイル または あまに油(もしくは両方でも)
海塩
トマトをトッピングに加えても加えなくても
アンチョビを海塩の代わりに使ってもOK
レモンの皮や好みの生ハーブを使ってOK
作り方
1、アジを3枚におろしたものを、キッチンペーパーで押さえながら皮を剥ぐ
2、紫玉ねぎ、ケイパー、ニンニク、ハーブはみじん切りにする
ボウルに入れて、オイルと海塩を加えてソースを作る
好みの味に調節しよう!
ドレッシングは、レモンとビネガーを合わせた量とオイルの量が1:2が目安でそこに海塩を入れるイメージで
具沢山でも、具が少なくても、この酸味と塩味バランスが決まっていれば大丈夫
味が薄すぎるとソースして成り立たないので、強めの味に仕上げるのがこつ
トマトを使う場合はゼリー部分を取り除きみじん切りにし、しっかり水分を切って、トッピング的に使おう
3、食べる直前にソースをかけよう。酸の力で、時間が経つとアジの色が白くなるよ
写真の黄色いものは、黄色のパプリカを入れています。
食感と色がよく使いました。
紫玉ねぎがなかったため、普通の玉ねぎをみじん切りにし、辛味を抜くために塩揉みして水洗いして使っています。(栄養分も一緒に逃げてしまうので、できればしたくないものです。玉ねぎを生食で使う場合は、辛味の少ない紫がおすすめです。)
ご自分のアイデアで材料を足したり引いたり、楽しんでください。
できれば、お皿に氷を敷くなど、冷たいままをキープして食べられるようにしよう!
新鮮な魚で作りましょう!
特にアレルギーやアトピーなど肌が敏感だったり痒みがある人は新鮮さに気をつけて。
時間の経過とともに、含まれるヒスチジンというタンパク質が多くなり、食べたあと体の中でヒスタミンとなり痒さやアレルギーの刺激になるよ。残ったものは、アレルギー体質や肌に痒みがある人は避けましょう。
干物にも気をつけたほうがいいです。
食べてはいけないわけではないですが、痒みが強い時には、避けた方が無難です。
刺激になります。